2026.07.31
目のお悩み
季節の変わり目に霰粒腫ができやすいという方に、霰粒腫の原因や治療法、今日からできる予防法を解説します。霰粒腫は原因のひとつとして、免疫力の低下が挙げられるため、食事や休養など生活習慣を整えることが大切です。この記事を参考にして、霰粒腫ができるのを予防しましょう。
Contents
霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、まぶたの内側にあるマイボーム腺にしこりができる病気です。
マイボーム腺は上下のまぶたに数十個ずつ並んでおり、脂を分泌して涙の表層を形成する、蒸発して乾燥しやすくなるのを防ぐ、目の表面に涙が広がるのを助けるなどの役割があります。
霰粒腫は次のような方に、起こりやすい症状です。
目元を清潔に保ち、免疫力を高めることが大切です。
霰粒腫は、まぶたにある、脂を分泌するマイボーム腺という小さな線がつまって起こります。アレルギー体質や眼瞼炎がつまり・炎症の原因です。
また、日常生活にもさまざまな要因があります。睡眠不足や過度なストレス、脂質の多い食事や免疫力の低下も霰粒腫を繰り返す原因です。アイメイクが残っているとマイボーム腺のつまりを起こすこともあります。
また、霰粒腫は細菌感染が直接的な原因ではありませんが、まれに感染による炎症が起こります。
霰粒腫ができると、次のような症状がみられます。
まぶたに痛みのない、あるいは軽い痛みをともなうしこりができます。しこりが大きくなると、まぶたの腫れや異物感、目のゴロゴロ感につながります。
しこりが自然治癒しない場合、しこりが急速に大きくなった方や、痛みや視力への影響がある方は眼科を受診してください。
また、霰粒腫と同時に麦粒腫(ばくりゅうしゅ)が起こることもあります。
霰粒腫は、自然治癒することが多く、数週間から数か月かけて自然に吸収されます。
治療としては目元を温めてマイボーム腺内の脂を溶かす、マッサージでまぶたの血行をよくする、などでマイボーム腺のつまりを解消します。
また、抗生物質入りの軟膏やステロイド点眼薬で炎症をおさえます。
しこりが大きい場合や自然に治らない場合、視力に影響を与える場合は切開手術を行い霰粒腫を排出させます。
治療中は目をこすらないようにし、コンタクトレンズの使用を控えましょう。自己判断で市販薬を使用せず、眼科を受診してください。
霰粒腫と同じようにまぶたが腫れる病気に、麦粒腫があります。霰粒腫と異なり、まつげの毛根やマイボーム腺に細菌感染をともなう炎症が起こります。ものもらいともよばれ、痛みを感じることもあります。
麦粒腫の症状として以下が挙げられます。
原因として、汚れた手で目をこする、コンタクトレンズの不衛生な使用、体調不良、免疫力低下が挙げられます。
抗菌薬の点眼や軟膏で治療するほか、症状が進んだ場合は外科的に切開します。
霰粒腫を予防するために以下に気を付けましょう。
詳細を確認し、目元の清潔や免疫力の維持を心がけましょう。
霰粒腫の予防として、目元を清潔な状態に保つことが大切です。こまめに手を洗い、汚れた手で目をこすらないようにしてください。
コンタクトを使用している方は定期的に眼科を受診しましょう。1dayや2weekなど、使用期間は必ず守ってください。
アイメイクは帰宅後や就寝前に確実に落としましょう。特にまつ毛の生え際のクレンジングは丁寧に行い、汚れを残さないようにしてください。
霰粒腫はマイボーム腺の詰まりで起こります。
ホットタオルで目元を温めることで、マイボーム腺につまった脂が溶けやすくなり、つまりや炎症を防ぎます。
また、長時間パソコンやスマートフォンを見ないようにし、目を酷使しないようにしましょう。
免疫力が低下すると、霰粒腫ができやすくなります。
免疫力低下を防ぐには、生活習慣を整えることが大切です。食事・休養・運動を見直しましょう。
バランスの取れた食事を心がけ、カロリーや脂質の摂りすぎに注意してください。野菜や果物に含まれる、ビタミンAやビタミンB群も大切です。
ストレス源を少しでも減らして十分に休養・睡眠を取りましょう。
日常動作やスポーツなどで適度に体を動かすことを心がけてください。冷え性予防には、シャワーだけでなく湯船に浸かることが大切です。
生活習慣を見直して、自律神経を整えましょう。
季節の変わり目は自律神経が乱れて体調を崩しやすくなります。
免疫力低下は霰粒腫ができる原因にもなります。症状が繰り返し起こることもあるため、生活習慣を見直して、自律神経を整えましょう。
霰粒腫や麦粒腫にお悩みの方、まぶたの腫れが気になる方は当院にご相談ください。