当院で使用しているラエンネックはヒト胎盤(プラセンタ)から生理活性成分を抽出した医療用医薬品です。
ラエンネックについては説明を十分に理解していただいたうえで、ラエンネックを投与することに同意されるかされないかを医師にお伝えください。
ラエンネックの主な副作用として、注射部位の疼痛、過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)、注射部位の硬結、頭痛、肝機能障害(AST・ALT上昇など)が報告されています。また、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸などを含有する製剤であるためショックを起こすことがあります。ラエンネックの投与を受けてそのような症状が出た場合、あるいは不安に思われた場合は必ず医師にご相談ください。
ラエンックを含めヒト胎盤を原料として製造される医薬品の投与により、感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありません。
しかし変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等の伝播のリスクを完全には否定できません。このことからラエンネックを使用した方は、日赤を通じた献血ができなくなります。
昭和49年の発売開始以来、ラエンネック投与によるウイルス肝炎、エイズ、vCJDなどの感染症の報告はありません。
にんにくビタミン注射は疲労回復に重要なビタミンB1を主成分とした静脈注射です。
筋肉などに留まる疲労やだるさの原因とされる乳酸を除去する作用、血行促進作用などがあり、疲労回復に有効です。
またアルコール分解にビタミンB1が必要なため、二日酔いの改善にも効果があります。
にんにくビタミン注射は全身にビタミンB1を運び血行が良くなることにより、新陳代謝が高まり眼精疲労を感じている方に効果的です。
アメリカの医師ジョン・マイヤーズが開発した、ビタミンとミネラルによる点滴療法です。
症状や身体の状態に合わせて必要なビタミンや有効成分を静脈内に投与できるため、強い疲労回復効果が期待できます。
高濃度ビタミンCを点滴することにより、内服での摂取よりもかなり多くビタミンCが摂取できます。
体内の血中濃度を急激に高めることにより活性酸素を無毒化する確実な抗酸化作用が得られます。
また、高濃度ビタミンC点滴療法には、25g・50g・75gがあります。
高濃度ビタミンC点滴を施術される場合には、G6PD欠損症の有無の確認が必要となるため、当院では高濃度ビタミンC施術の初回治療の際に採血をさせていただいております。稀に下痢、吐き気、胸やけ、頭痛、ほてり感などの症状が出る方もいます。心配なことがございましたらご連絡をお願いいたします。
点滴時に、点滴部の痛みや発赤が起こる場合がございます。
点滴速度を遅くする等の対応を致しますので、看護師にお申し出下さい。
副作用が非常に少ない安全な治療法ですが、稀に腫瘍壊死による出血と発熱が起こる事があります。また浮腫や腹水のある方、ビタミンCに過敏症の方、インスリンの自動注射器を使用中の方、心不全、腎不全、妊娠中、授乳中、人工透析中、先天性G6PD欠損症の方は高濃度ビタミンC点滴療法をすることができません。
先天性G6PD欠損症とは赤血球の機能を保つための酵素であるG6PDが先天的に欠損した遺伝性疾患です。この患者さんに高濃度ビタミンC点滴療法を行うと、溶血性貧血を引き起こすと言われております。非常に稀な病気ですが、高濃度ビタミンC点滴療法を行う前にG6PDの検査を行います。
グルタチオンは脳にとって最も重要な抗酸化物質の一つで、様々な有害物質から脳を守る役割を担っています。
パーキンソン病は脳内のグルタチオンが極端に低下しており、グルタチオンを投与することによって活性酸素を除去しドーパミンを産生できるようになります。
そのためパーキンソン病の症状が改善すると考えられています。
患者さまの状況によってどれくらいのサイクルで点滴するかを決めていきます。目安としては、週1回から10日に1回の頻度で続ける事をお勧めします。
1回800mgから始めて徐々に増量、通常は1400~2000mgを点滴で投与します。頻度は週に2から3回で、約3カ月間行います。症状の改善が認められれば、その後は維持プログラムとして週に1~2回のペースで治療します。
効果には個人差があります。
一般的なパーキンソン治療薬との併用も可能です。
まれに、点滴時に注射部位及び周囲の疼痛、発赤、皮下出血などがあります。心配な時は看護師にお申し出ください。
痛みをとる治療のひとつです。医師が痛む部位を中心に丁寧に触診し、筋硬結(筋肉が固くなっている部分)を触れる部位に治療を行います。
治療の目的は痛みの緩和にあります。筋肉と筋膜のあいだにスペースができることによる鎮痛効果も期待できます。
別名グルタチオン点滴と呼ばれています。グルタチオンはもともと体の中にある物質でシミの原因となる「メラニン」の生成を抑える効果があります。
また強力な解毒作用と抗酸化作用によってお肌の悩みや肝機能などへの効果が期待できます。
抗がん剤治療中で標準治療の副作用にお困りの方、治療法にお悩みの方、まずはご相談ください。
予防医療、アンチエイジングとしても、水素吸入治療をご提供します。
水素吸入機を使って鼻から水素ガスを吸います。点滴などの痛みの苦痛もなく子供からシニアまで、誰でも安心して受けることができます。(今まで、副作用の報告はありません)
水素には素晴らしい効果が期待できます。水素は非常に小さな分子で、脳や細胞、ミトコンドリアまで行き届くのが特徴で、細胞レベルまで効果を出すことができます。4つの活性酸素のなかで悪玉活性酸素である、ヒドロキシルラジカルのみを除くという特徴があります。がん、高血圧、糖尿病、老化などに関与しており、水素ガスはミドコンドリア機能不全を改善して免疫力アップが期待できます。
緑内障全体の7割以上を占める正常眼圧緑内障は、血流不足や酸化ストレスが原因で視神経細胞死を起こします。これに対して水素を吸うことにより、血流を改善し酸化ストレスを消去します。視神経を保護するという観点からも非常に有効です。
細胞の血流改善により、緑内障や網膜の病気予防と治療にも有用性が高く評価されています。
水素のミトコンドリア活性作用は、疲弊した免疫細胞がブレーキを解かれ、再び元気に活躍するための重要な役割を担っていると考えられます。抗がん剤治療でダメージをうけた免疫力をUPさせます。
水素は紫外線などで発生する悪玉活性酸素を消去してくれるのでシミ・しわ・くすみを改善してくれます。アンチエイジングに強い味方!
運動後の身体の炎症を抑制するので、体力回復やケガからの回復をサポートします。
水素を吸入すると副交感神経が優位になり、深いリラックス状態に。入眠前のまどろみ状態や瞑想状態を示すα波やβ波という脳波も出現するため、深い睡眠を得られます。