2026.01.29
目のお悩み
「最近目のかゆみが気になる」「無意識に目の周りを掻いている」という方は、花粉症やドライアイが原因かもしれません。
この記事では目のかゆみが気になっている方に、かゆみの原因や対処法、予防法を解説します。
花粉症とドライアイの違いや、ドライアイを予防する涙点プラグについても解説するため、ぜひご参考にしてください。
Contents
目のかゆみの原因として、次が挙げられます。
アレルギー性結膜炎には、スギやヒノキなどの花粉による季節性アレルギー、ダニやハウスダストが原因の通年性アレルギーがあります。
ドライアイの方も目のかゆみやゴロゴロ感が現れます。スマートフォンやパソコンの長時間使用は、ドライアイやかゆみが起こる原因です。
巨大乳頭結膜炎はコンタクト使用者に多い疾患です。管理が不十分なコンタクトや、合わない化粧品の成分、目周りの乾燥によるかゆみも挙げられます。
目のかゆみが気になる場合は眼科を受診し、検査や治療を受けましょう。
以下、花粉症・ドライアイによるかゆみについて解説します。
花粉症は季節性のアレルギー性結膜炎のことです。アレルゲンであるスギやヒノキ、ブタクサ、イネ科などの花粉が体内に入ることで、過剰な免疫反応が起こります。
アレルギー性結膜炎では、次のような症状が挙げられます。
免疫系の細胞への刺激で放出されるヒスタミンが、目の知覚神経を刺激し、かゆみや充血を起こします。
花粉の多い日や季節・屋外で悪化します。スギ花粉が多く飛散するのは2月〜4月であり、この時期に症状を訴える方が多いですが、アレルゲンとなる植物や地域によって症状の出方は異なります。
ドライアイの特徴として、次の症状が挙げられます。
ドライアイは加齢にともなって起こるほか、スマートフォンやパソコンをよく使う方やエアコンの効いた環境に長時間いる方、コンタクトを日常的に使う方に起こりやすいのが特徴です。
花粉症とドライアイに共通するのは、目のかゆみや充血、目の重さ、涙が出る症状です。
加えて花粉症は鼻水や鼻詰まりなど鼻炎の症状が起こります。
ドライアイに特徴的なのは、目の異物感や痛み、まぶしさや疲れ、不快感です。
ドライアイで涙が少なく、すぐに蒸発する状態だと、花粉が目に止まりやすくなり、花粉症の症状がひどくなることがあります。また、花粉による炎症でさらに目が乾燥しやすくなります。
花粉症とドライアイは症状が似ているうえ、併発も多いため、厳密に区別することは難しいのが特徴です。
原因によって、かゆみの対処法が異なるため、気になる症状がある場合は眼科を受診しましょう。
一時的なかゆみは、目元を冷やすことでおさまる場合がありますが、ドライアイなどの慢性的なかゆみは目を温めた方が症状が和らぎます。
花粉症の場合は抗アレルギー剤配合の点眼薬・低濃度のステロイド点眼薬・抗ヒスタミン内服薬など、病院で処方された薬や市販薬で対応します。
ダニやスギ花粉でアレルギー症状が出る方は、舌下免疫療法によって根本的な改善につながる可能性があります。
アレルゲンによって、注意すべき時期や場所が異なるため、かゆみの原因がわからない場合は病院で血液検査を受けましょう。花粉シーズンになる前の対処が効果的です。
ドライアイの場合は人工涙液(塩化カリウム・塩化ナトリウム・ヒアルロン酸)で対処します。目を休ませられるように、生活習慣を振り返りましょう。
ドライアイの治療法である涙点プラグについて、以下で解説します。
涙点プラグ挿入術は、ドライアイ改善のための治療です。涙が出る穴(涙点)にシリコン製のプラグを挿入することで、涙の排出を止め、涙を溜めて目の表面を潤します。
治療後の目の異物感が少なく、涙が溢れるなどの副作用が起こっても元の状態に戻せる点がメリットです。
涙点プラグについては、以下のコラムでも紹介しているためぜひご参考にしてください。
涙点プラグでドライアイが改善できる?治療方法や注意点を解説!
目のかゆさを予防するために、注意するポイントを紹介します。
花粉症の場合は次のように、アレルゲンをよせつけない・持ち込まない・洗い流すことが大切です。
ドライアイの場合は次の点に注意しましょう。
普段の生活を振り返って、目の乾燥や目の使いすぎを予防してください。
目のかゆみの原因がわからない場合は、眼科を受診しましょう。
特に次のような症状がある場合は早めの治療が必要です。
ドライアイの治療や、にんにくビタミン注射・キセノンなど自由診療についてもぜひ当院にご相談ください。統合医療については以下で紹介しています。